カリキュラム

総合型入試中心と一般入試中心

8月入塾
(総合型入試中心)

 8月入塾は総合型入試を受験の中心としていて(慶應のFIT入試など)、早慶上智以上の私立大学を志望する高校2年生を対象としています。高2の8月に開講し、高3の7月に閉講します。
 総合型入試の対策が本格化する夏前に通史を終了させられます。総合型入試から一般入試に切り替えていく場合も、総合型入試が終了していく11月に、一般入試を中心とする学生のカリキュラムに合流していくことが可能です。募集は6月より開始します

 ※ 8月入塾で開講されるのは世界史のみです
 ※ 高校1年生もご希望であれば受講できます

 

11月入塾
(一般入試中心)

 11月入塾は一般入試を受験の中心としていて、東大・京大・一橋などの国立大学を志望する、あるいは早慶上智以上の私立大学を志望する高校2年生を対象としています。高2の11月に開講し、高3の10月に閉講します。
 総合型入試を併用する場合でも、一般入試を受験の中心としている場合はこちらをお勧めします。募集は9月より開始します

 ※ 11月入塾は世界史と日本史が開講されます
 ※ 高校1年生もご希望であれば受講できます
 ※ 8月入塾も11月入塾も授業内容は同じです

 

国立志望と私立志望

 入塾者には、レギュラー講座として世界史、あるいは日本史の通史講座を受講いただきます。そのうち、国公立志望者には論述対策として季節講習を受講していただきます。

 


通史講座

方針
(世界史・日本史)

目的は
「自他を問うこと」
「人間を問うこと」
「自由を問うこと」

 史塾では、歴史を学ぶ目的として「自他を問うこと」、我々は何者か、彼等は何者かを問うこと、そしてそれらを超えて「人間を問うこと」「自由を問うこと」、これらに最大の価値をおいて、世界と日本を行き来しながら50回の授業を完結させていきます。


世界史選択者と日本史選択者
交流と融合

 いよいよ「歴史総合」が導入され、時代は2つの歴史の融合に向かっています。しかし、講師が世界史も日本史も指導している大学受験塾は他にありません。史塾では同じ教師のもと2つの科目の生徒が在籍するため、塾外で「世界史ではどうなのか」「日本史ではどうなのか」といった会話が成り立ちます。あるいは特別講習では、それぞれの知見を持ち寄ってのグループワークが行われます。こうした環境は世界と日本を同時に見ていく視点を養うはずです。


授業は「体験」

 15-20年前と現在とでは、学生に大きな違いが見られます。それは「発信」に対する意識の強さです。問いに対して皆が考える、皆の意見を聞く、それが個人の頭を動かします。あるいは1枚の絵を見て皆が感情を表に出す、皆の反応を感じる、それが個人の心を動かします。授業では、歴史から問いを立て、グループワークとともに発信し示唆を引き出すといった「体験」を重視しつつ、人類の軌跡を辿ります。


学習は「暗記」

 とはいえ、史塾は大学受験塾です。現状では、試験のことのみを考えた場合、社会科目の成績を上げるために必要なことは「暗記をすること」です。
 暗記をするために最も重要なことは、実は「強制力」です。どんなに歴史が好きでも、それがなければ覚えようとは思いません。史塾ではシステムと集団の士気によって「強制力」が生み出されます。結果、これまでのほぼ全ての学年で7割以上が国立早慶上智に進学する実績をあげています。 

 

人数・時間・コマ
(世界史・日本史)

人数:1クラス12名程度
時間:週1回・2時間15分・全50回
コマ:現在開講されている16期生のコマは表の通りです。

 

 

授業風景
(世界史・日本史)

 

季節講習

論述対策

 東大・京大・一橋を中心に、論述対策を必要とする国公立志望者には、通史講座に加えて季節講習(論述対策)を受講していただきます。講習では、抽象と具体を基軸に思考の訓練を行い、数十年分の過去問を演習していきます。


 東大志望世界史・日本史選択者の通史講座の受講は、どちらか一方のみの受講を推奨しています。ただし、論述対策の季節講習については、2科目めの受講を無料としています。図を参照ください。

特別講習

 史塾の大きな特徴の1つといえる講習です。2016年より全員必修として特別講習を受講していただいております。これは、一度受験から離れて知識と学習をとらえ直す機会です。

 

オンライン受講に関して

 史塾は、原則としてオフライン授業を行なっております。高校生が歴史を学ぶ場では、講師とあなたと他の誰か、という集団の生む「体感」が必要で、その「体験」の中にこそが学びがあると考えています。そして何より、オンライン受講は「暗記」において「強制力」が働かず、学生は次週までにきちんと学習をしてきません。今後の学生の変化も注視しつつ、必要であれば柔軟に対応していくつもりですが、オンライン受講では成績向上というご要望にお応えできない、そう結論づけております。